【12月突入】大掃除は「全捨て」でOK!?プロが教える、年末年始を笑って過ごすための「3点集中」おそうじ術
カレンダーが12月に変わった途端、「今年も大掃除の時期が来てしまった…」と胃がキリキリしている方はいらっしゃいませんか?
仕事納めにクリスマスの準備、お正月の買い出し…。12月は一年で一番忙しい月です。そんな中で、家中をピカピカにする「完璧な大掃除」を目指すのは、ハッキリ言ってミッション・インポッシブル(不可能な任務)です。
今回は、ダスキンのそうじのプロが、「全部やる」ことを諦め、年末年始を気持ちよく過ごすためだけに特化した「3点集中」おそうじ術をご提案します。
12月の大掃除は「頑張らない」が正解なワケ
これまでの記事でもお伝えしてきましたが、12月の汚れは強敵です。気温が下がると、キッチンの油汚れはカチコチに固まり、窓拭きなどの水仕事は手がかじかんで作業効率がガクンと落ちます 。
この時期に無理をして、換気扇を分解したり、お風呂のカビと格闘して風邪を引いてしまっては、楽しいお正月が台無しです。
そこでプロが提案するのは、「家族や親戚が長く過ごす場所」だけを輝かせるという戦略です。
ターゲット1:リビングは「光」を磨いて明るさアップ!

年末年始、家族みんなが集まって過ごす時間が長いリビング。ここが薄暗いと、なんとなく気分も晴れません。
リビング掃除の最優先ポイントは、床でもソファでもなく、実は「照明器具」と「窓ガラス」です。
- 照明器具(シェード・カバー):
ここには一年分のホコリが積もっています。ホコリは光を遮るため、カバーを外して拭くだけで、部屋の明るさがワントーン上がり、一気にキレイになった印象を与えます。- プロのコツ: いきなり水拭きはNG!まずはハンディモップなどでホコリを払い落としてから、乾拭き(または固く絞ったぞうきん)で拭きましょう 。
- 窓ガラス(内側だけ):
寒いので外側の窓掃除はパスしましょう!室内の内側を拭くだけでも、部屋の透明感は劇的に変わります。- プロのコツ: 窓掃除は「曇りの日」がおすすめ。湿気で汚れが緩み、拭きムラも見えやすくなります 。
ターゲット2:キッチンは「壁」だけ拭いて「やった感」を出す!

12月の換気扇内部の油汚れは、冷えて石のように固まっています。これを無理に落とそうとすると、時間も洗剤も大量に消費します。
ここは思い切って内部の掃除はプロや春先に回し、「視界に入る表面」だけを攻めます。
- コンロ周りの壁とレンジフードの表面:
料理中に視界に入る壁の油汚れがなくなれば、キッチンに立った時のストレスは激減します。 - プロのコツ:
頑固な油汚れには「お湯湿布」が最強です。40~50度のお湯で濡らした雑巾を汚れの上に数分置き、油を温めて緩ませてから拭き取ると、力を入れずにスルッと落ちます。
ターゲット3:玄関は「三和土(たたき)」の水拭きで神様を迎える

大掃除の本来の目的は「歳神様(としがみさま)」をお迎えすること。神様の入り口である玄関が汚れていると、良い運気が入ってきません。
- 三和土(たたき):
靴を全部どかして、ほうきで砂埃を掃き出しましょう。仕上げに固く絞った雑巾で水拭きをすれば、空気がキリッと引き締まります。
玄関がスッキリしていると、帰宅した時の心の持ちようが変わります。
「どうしても気になる汚れ」はプロに丸投げが賢い選択
「そうは言っても、やっぱり換気扇の中も、お風呂のカビも気になる…」
そんな時は、無理をせずプロの力を借りてください。
特に、分解が必要な「レンジフード(換気扇)」や、高圧洗浄が必要な「エアコン内部」、天井のカビが厄介な「浴室」は、プロに依頼することで、驚くほど時間と労力を節約できます。
- ダスキンのハウスクリーニングなら、専用の資器材と薬剤で、諦めていた汚れも徹底的に除去します。
まとめ:笑顔で新年を迎えるために
12月の大掃除、すべてを完璧にする必要はありません。
「リビングの光」「キッチンの壁」「玄関の床」。
この3点に絞って、残りの時間は温かいお茶でも飲んでゆっくり過ごしてください。
「自分では手が回らない!」という場所は、ぜひお近くのダスキンにご相談を。
皆様がピカピカの笑顔で新年を迎えられるよう、私たちが全力でサポートいたします。
お問い合せ

