2025年11月26日 2025年11月26日

寒い冬こそ要注意！ダスキンが教える大掃除の「やめるべき場所」と「プロに頼むべき線引き」

今年も残すところあとわずか。12月に入ると「今年こそ完璧に！」と大掃除への意気込みが膨らみますが、同時に「毎年、結局終わらない」「寒くてやる気が起きない」という悩みも尽きません。

ダスキンのそうじのプロとして、今回は、忙しく、そして寒い12月だからこそ避けるべき「大掃除の落とし穴」と、効率を劇的に上げる「プロに頼る」という賢い戦略をご紹介します。

多くの方が12月中旬〜下旬に一気に終わらせようとしますが、これが挫折の原因になります。12月は仕事納めやクリスマス、お正月の準備などで本当に時間がありません。

さらに、「冬の寒さ」こそが、効率を悪くする最大の敵です。

キッチンの換気扇やコンロ周りのギトギト油汚れは、気温が低い冬になるとカチコチに固まってしまいます。熱いお湯を使ってもすぐに冷めてしまうため、汚れ落ちが悪く、時間も手間もかかってしまいます。

窓、網戸、ベランダなど、冷たい水を使う外まわりの掃除は、冬場は特に体に応える作業の筆頭です。

大掃除のゴールは「家を清めて年神様を迎える」ことです。疲労で年末を迎えてしまっては本末転倒ですので、プロとしては「完璧を目指さず、12月は目に付く場所のクオリティを上げる」戦略をおすすめします。

冬の室内は暖房の影響や乾燥により、汚れの性質が変わります。これに対応した時短テクニックをご紹介します。

空気が乾燥する冬は静電気でホコリが壁や家具に強く吸着し、暖房の気流に乗って舞い上がりやすくなります。

鉄則は「上から下へ」: ホコリは高いところから降り積もるので、照明や棚の上から順に掃除します。
「吸着モップ」で舞い上げ防止: いきなり掃除機をかけるとホコリが舞い散るため、まずは吸着性の高いモップやハンディモップで、撫でるように静かにホコリを取り除きましょう。床も掃除機をかける前に床用の吸着モップでサッと集めるのがおすすめです。

寒い季節の水アカや石鹸カスは、冷たさで固まりがちです。

40～50度のお湯で温湿布: 浴室の床やキッチンのシンクなど、特に汚れのひどい場所に40～50度のお湯をかけたり、お湯で濡らした雑巾を数分置いて温めると、汚れが緩み、洗剤の効果が格段に高まります。

「自分でやるには限界がある」「時間をかけるのがもったいない」と感じる場所は、迷わずプロに任せるのが賢い選択です。特に以下の場所は、ご家庭では手が届かない部分に汚れが蓄積しているため、プロの技術が必要です。

本格的に暖房を使い始める前に、エアコン内部のホコリとカビをチェックしましょう。カビが生えたエアコンは健康被害の原因になりかねず、ホコリが溜まっていると電気代のムダにもつながります。

冷えて固まった頑固な油汚れは、個人での分解・洗浄は大変な重労働です。特に、ファン（シロッコファンなど）の奥までこびりついた汚れはプロの道具と洗剤が不可欠です。

浴室の天井や浴槽のエプロン内部は、カビの温床です。手が届きにくい場所の頑固なカビは、市販のカビ取り剤では難しい場合があります。

ダスキンは、お客様のキレイを全力でサポートするプロフェッショナルです。賢くプロのサービスも活用しながら、心身ともに清々しい気持ちで新年をお迎えください。

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