【2023年版】ゴキブリを追い出す方法

ゴキブリ

ゴキブリは習性上、暖かくかつ湿度の高いところで、餌や水に恵まれ、人目の届かない奥まった狭く暗いという条件の箇所を生息場所として好みます。ゴキブリの種類によって寿命は違いますが、4ヶ月~2年ほどと言われています。ゴキブリは、餌の匂いだけではなく、水の匂いにも非常に敏感です。匂いが強い食べ物をそのままにしておくのは危険です。食べ物がなくても、2週間から9ヶ月生きるとも言われいます。繁殖率も非常に高いの上、ゴキブリの糞には集合フェロモンが含まれていて、1匹いたら相当数いると思った方が良いです。

食べ物性質上、汚物なども食べるため、食品や食器なども汚染させ、その上に糞もするため、菌など多くの病原体が死なずに糞になざり混んでいると考えれます。

夜行性のため、個体数を調べるなら夜が有効です。

弱点は寒いところ。20度以下で活動が鈍り、10度以下では幼虫も育たない。高いところにもあまり生息しません。潜伏(生息)場所はほぼ一定し、移動する通路としては、物の隅、へり、縁に沿ってすばしこく移動します。

ゴキブリは、食べ物と水を求めて、家や建物に入ってきます。現代の建物は機密性が高まって保温性が高いので、一度住処にされると非常に厄介です。

まずは、1匹みつけたら必ず殺すこと。2匹みつけら、複数個体が確実と考えて、「ベイト剤(毒餌)」「燻煙剤(くんえんざい)」を実施するようにしましょう。

「ベイト剤 (毒餌) 」

ゴキブリは夜行性で直接散布が難しいので、夜歩き回るところに巻いておき、即効的に殺すのではく、殺虫剤の上を歩き回り接触することで、関節や皮膚から体内に浸透し、殺す方法です。一度散布しても、長くて数ヶ月しか持たないので、飲食店は特に定期的な管理が必要です。

「燻煙剤 (くんえんざい) 」

市販で売られてる「バルサン」などが該当します。室内を密閉し、中に殺虫剤の煙や蒸気、ガスなどを充満させて、一挙に全滅させる方法です。

「煙霧方法」

主に広い部屋に採用される方法。室内を密閉し、煙霧機を用いて、ジクロルボスなどを噴霧します。

※注意事項としては、食べ物、生き物は、室内から出しましょう!

「殺虫剤」

市販の殺虫剤を直接かけても即死するケースはほとんどありません。

殺虫剤が体内に浸透して、神経障害を起こして、死に至るので時間がかかります。

※即死するケースは寿命が近いか、強い殺虫力があるかですが、逆に人間やペットへの健康被害が懸念されるので、注意しましょう。ゴキブリ以外には安全な薬剤はないと思った方が良いです。したがって、殺虫剤の使用上の注意は必ず読みましょう。

※毒物劇物の判定基準(値が小さいと毒性が高い)

(a)経口 毒物:LD50が 50mg/kg 以下のもの 

劇物:LD50が 50mg/kg を越え 300mg/kg 以下のもの 

(b)経皮 毒物:LD50が 200mg/kg 以下のもの 

劇物:LD50が 200mg/kg を越え 1,000mg/kg 以下のもの 

(c)吸入 毒物:LC50が 500ppm(4hr)以下のもの 

(ガス)劇物:LC50が 500ppm(4hr)を越え 2,500ppm(4hr)以下のもの

 吸入 毒物:LC50が 2.0mg/L(4hr)以下のもの 

(蒸気) 劇物:LC50が 2.0mg/L(4hr)を越え 10mg/L(4hr)以下のもの 

吸入   毒物:LC50が 0.5mg/L(4hr)以下のもの 

(ダスト、ミスト) 劇物:LC50が 0.5mg/L(4hr)を越え 1.0mg/L(4hr)以下のもの 

(d)その他 ②皮膚に対する腐食性 劇物:最高4 時間までの暴

https://www.nihs.go.jp/mhlw/chemical/doku/shingi/kijun.pdf

国立医薬品食品衛生研究所

番外編

「中性洗剤」「サラダオイル」

殺虫剤でも即死は難しいですが、「中性洗剤」「サラダオイル」直接かけると、ゴキブリの気門がふさがり、窒息死します。

結論

追い出すのは難しく、殺すしかないありませんが、個体を見つけてもすばしっこいため厄介です。そこで、侵入させないための対策は打てそうです。ゴミを放置しない。水を床に放置しない。食品などは密閉する。戸棚や家具などの裏の掃除の徹底が考えれます。追い出すのではなく、侵入させない住みつかせない対策を徹底してみてはいかがでしょうか。

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