ミツバチの巣は駆除すべき?被害と退治する方法を解説します

はち

蜂にもいろいろな種類がありますが、ミツバチはハチの中でも比較的小さく、温厚な性格として知られています。しかし、そんなミツバチでも軒先などに巣を作っているのを見かけたら刺されてしまうのではないかと恐怖を感じてしまいます。

もしもミツバチの巣を見つけたらどのように対応したら良いかを紹介していきます。

ミツバチの特徴

  • 体長が13ミリメートル前後。
  • 天井裏や床下や木の洞(ほら)などの閉鎖空間に巣をつくる。
  • 巣の形状は白いろう状で平ら。
  • 同じ巣を数年使い続ける。
  • 春から初夏にかけての活動が盛ん。

害虫ではなく益虫?

ミツバチがもたらす効果は人間界でも自然界でも多くあります。

蜂蜜、健康食品・サプリメントなどのローヤルゼリー、蜜蝋(化粧品やワックス、ロウソクの原料)農作物の受粉など益虫としての側面があります。

ミツバチの巣は危険じゃない?

ミツバチはスズメバチほど凶暴ではなく、ハチの中でも比較的おとなしい種類で、基本的にこちらから攻撃や危害を加えなければ襲ってくる事はないと言われています。

ただ、こちらが意図していなくてもハチにとっては攻撃されていると取られてしまうなどの場合もありますので十分注意が必要です。

ミツバチは刺されても大丈夫?

しかし、ミツバチによる攻撃によって死亡するという事案も過去に起っています。

ミツバチは体が小さいため体内の毒はそれほど強くはないですが、ミツバチは集団行動をとる習性があるので、一匹が攻撃してくると次々と後に続いて襲ってきます。一匹の毒は弱くても集団で刺されてしまうと死亡事故につながる恐れがあるのです。

ミツバチに限らずハチに刺されると皮膚の腫れ、痛みが症状としてあらわれます。そして症状が悪化した場合、急性アレルギーのアナフィラキシーショックが起きてします事もあります。アナフィラキシーショックになってしまうと呼吸困難や意識障害の症状を伴いますので、ハチに刺されたらまず病院で診察することをお勧めします。

ミツバチの駆除を自分でやる方法

ここまでの特徴を見るとミツバチの巣を駆除するかどうか迷う事もあると思いますが、

  • 巣があることで外に出るのが怖い
  • 自分や家族、隣人が刺されないか不安
  • 建物への被害が心配

上記のような状況の場合は速やかに駆除することをおすすめします。

準備する物

  • ハチ専用のスプレー式殺虫剤
  • 防護服
  • 巣を取り除くための枝切りハサミ
  • 巣が入る大きさの丈夫なビニール袋

駆除の方法

①ミツバチの確認

ハチが巣にいることを確認する。

②殺虫剤を吹きかける

2mほど離れた場所から巣全体に向けて殺虫剤を20〜30秒間スプレーし続けます。

③巣を除去する

ハチがいなくなったのを確認して巣をビニール袋に入れます。

巣の近くは蜂蜜でベトベトしてる場合があるのできれいに洗い流す。(そのままにしておくとアリやその他の害虫が寄ってきてしまう恐れがあります)

不安を感じたらプロに連絡を

蜂の巣の駆除は自分で行えば料金的にも割安でできますが、危険を伴う作業です。

また、自分では巣を除去し、駆除したつもりでも再び巣を作られてしまったなどといったケースもあるようです。

自分でやるのはこわい・面倒、駆除の精度に不安があるなどの場合はプロの業者に依頼するのが良いでしょう。

特に屋根裏や、高い場所に作られてしまった巣は技術と経験が必要です。費用の事も心配ですが見積りは無料で行っている駆除業者もありますので、まずはお近くのハチ駆除のプロに相談してみてはいかがでしょうか。

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