新潟で蜂(ハチ)の巣駆除はなぜ業者に頼むべき?かかる料金と注意点

はち

あらゆるハウツーがYouTubeでアップされ、蜂用殺虫スプレーなども数多く販売されている現代では、蜂の駆除も自分でできそうですよね。

しかし、年間10~20名ほどが蜂に刺されて死亡しています。また、アナフィラキシーショックを起こした場合は最短で30分~1時間ほどで心停止してしまこともあります。

身近なミツバチをはじめとするアシナガバチ、スズメバチに刺されることはとても危険なんです。

今回は蜂駆除を業者に頼むか自分でやるか悩んでいる人に、実際かかってくる費用とリスクについて蜂駆除のプロがお伝えしていきます。

蜂駆除を業者に頼む基準とは

ただ、蜂が危険だからといって、蜂を見たらすぐ業者に頼んだほうがいいわけではありません。

ここでは、自分で対処するべきか業者に頼むかの指標をお伝えします。

部屋に数匹出たなら自分で

部屋に数匹蜂が迷い込んできた場合は、自分で対処できます。

蜂が外に逃げるよう部屋の中を暗くしよう

明るいところに向かう蜂の習性を利用して、部屋の中を暗くし、窓を開けて蜂が出ていくのを待ってみましょう。

夜の場合は、部屋を暗くし、窓の外に懐中電灯を置く、窓付近の外灯をつける、車のヘッドライトをつけるなど、蜂が明るいほうに引き寄せられる環境を作ってください。

軽装備は絶対NG!自分で殺虫剤を使う場合

蜂が人を刺すときのきっかけは、2つあります。

●自分が攻撃されたとき

●巣に危険が迫ったとき

自宅でスプレーなどで殺虫するとき、蜂は刺し違える覚悟で攻撃してきます。

やりすぎくらいの完全防備で挑みましょう。肌が露出しないよう、長袖長ズボン、軍手などの手袋をし、厚手の長靴を履くのが望ましいです。

市販のスプレーは、ピレスロイド系の殺虫成分が含まれているものを選んでください。ミツバチ・アシナガバチ・スズメバチに効果を発揮します。

蜂専用でなくとも、アースジェットやキンチョールなど、ゴキブリ用の殺虫剤にも、ピレスロイド系の成分は含まれているのでそちらでも駆除は可能です。噴射して数秒後には死にます。

ただ、

●殺虫しても何度も同じ種類の蜂が出てくる

●群れを成している蜂がベランダや屋根裏にいる

場合は巣を作ろうとしている、近くに巣がある可能性があるので、業者に相談してみてください。

巣ができていたら業者へ依頼

蜂は、巣が攻撃されると人を攻撃してきます。巣に近づいただけでも攻撃対象になり、非常に危険です。

刺されるととても痛いアシナガ蜂は1つの巣に50匹程度、攻撃性が高いスズメバチの巣は大きいものになると1,000匹ほどが1つの巣に潜んでいます。ミツバチは一度巣を作るとそこに居続け、大きい巣になると大きさは1mにもなり、数千~数万匹の群れになります。

蜂と暮らすのは、家族の危険も伴います。自分での駆除は、アナフィラキシーやアナフィラキシーの危険もでてくるので、あまりおすすめできません。

それでも、何度か蜂に巣を作られていたり、自分で蜂の巣を駆除してみたい方もいるかと思うので、ここからプロが使っている道具やリスクについて解説していきます。

蜂の駆除を自分でする場合の道具やリスク

防護服や専用用具を完備したうえで開けた場所なら、個人での駆除で対応できるかもしれません。しかし、それでも攻撃的になった集団の蜂に自分や家族が襲われるリスクがあることは念頭に置いておきましょう。

特に、屋根裏や軒下など逃げ場のない狭い場所は刺されるリスクがぐっとあがるので危険です。

蜂駆除する時に必要な道具の料金は

自分で蜂を駆除しようと思う場合、業者に頼む費用を抑えたいからという方が多いのではないでしょうか。ここでは、必要な道具やその価格についてご紹介します。

蜂駆除用防護服の値段

蜂駆除用の防護服は4,000円程度~10万円を超えるものまで様々です。

が、安いものには布が薄いものや、ファスナーが壊れやすいものなどがあり、安全性に不安がのこるものもあります。値段がすべてではないですが、レビューを参考に購入は慎重に検討して下さい。

プロが使用しているのは、○○のもので約●円ほどするものです。蜂に対して徹底して挑めるものを利用しています。

専用資器材の値段

防護服以外にも高いところにできている蜂の巣を撃退するには専門の道具が必要です。

駆除用燻煙式殺虫剤やスプレー式の殺虫剤

価格は1本千円程度から購入できます。最初に蜂の動きを停めるために燻煙式のスプレーを、そして駆除時の対応用にスプレー式の差ちゅうスプレーも用意する様にしましょう。

市販で買えるものでおすすめは○○と○○です。

殺虫スプレーを固定する伸びる棒

蜂の1本1.5万円~3万円前後です。長さやとり付けられるスプレーのによって価格は多少前後します。

蜂の巣キャッチ

1本約4万円程度。高いところにある巣をキャッチする専用の巣獲り棒です。

蜂を叩き落とすラケット

電撃で蜂を叩き落として殺すことのできるラケット型の器具は2千円程度で購入できます。

刺されたときに毒を吸い出す器具

自分で蜂の巣を駆除する場合、インセクトポイズンリムーバーも用意しておくとよいでしょう。

1つであれば千円ほどで購入できます。ですが、アナフラキシーがでたり、数か所刺されてしまった場合のことも考えてまとめ買いがおすすめです。刺されて異変を感じた場合は速やかに病院で受診してください。

蜂駆除を自分でするリスク

なんといっても、巣を守るために集団で襲ってくる蜂に自分や家族が刺されるリスクがあります。

自分でできる範囲と業者に頼む基準は、巣の大きさが15センチ以上かどうかが一つの基準になります。

最短30分から1時間で死に至るアナフィラキシーショック

蜂の駆除で怖いのが、最悪の場合死に至る、アナフィラキシーショックです。

体質によって、10~20%の人が蜂毒によってアナフィラキシー症状が出るといわれています。なんらかの皮膚症状、浮腫、蕁麻疹、嘔吐、呼吸困難などの症状が刺されてから15分程度ででてきます。

アナフィラキシーの症状が出てから、更に危険な意識障害や血圧低下によるアナフィラキシーショックは早い場合は15分程で起きて最悪心停止してしまう可能性があります。

最短で30分から1時間程度ととても早く反応がでることもあり、山間部などでは救急車が間に合わず死に至ってしまうのです。

二回目以降が危険といわれますが、一回目に刺されてアナフィラキシーショックの症状がでることもあります。特に巣の駆除を行う場合は数匹の蜂に襲われることになるので、刺される数が増える度に毒が身体に蓄積するのでとても危険です。

自分や家族の命を守るためにも、蜂の駆除に関しては専門家に任せる方が安心です。

プロが現場で聞いた失敗エピソード

一番多いのが、自分で駆除しようとして刺されてしまったというものです。

●蜂の巣駆除に成功したけど、防護服の中に蜂が入ってきて身体を数か所刺されてしまった

●蜂を放置していたら洗濯ものの中に入っていて服をきたら刺された

●子どもが蜂の巣をつついて襲われてしまった

自分で行うリスクやかかる値段を理解して業者を上手く使おう

「蜂の巣くらい自分で対処できる」と思って蜂駆除に挑む人は少なくありません。運よく刺されただけですんだらいいですが、アナフィラキシーショックのリスクもあります。

集団で襲われれば全身を何か所も刺されるので、家族も危険な目にあいかねません。

今はなんでも自分で買えますが、専用機材も安全性を優先するとそれほど安くなく、実際それらの機材を使って失敗して連絡してくる方もいます。

まずは状況をプロに状況を話して頼んだ方がいいのか、対策したほうがいいのか相談してみてくださいね。

ご自身でできることも、できる範囲でお伝えいたします。

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