【新潟の蜂の巣駆除で多い悩みや質問にプロが答えます】
蜂が出て困っているけど「どこに連絡していいかわからない…」という方は多いのではないでしょうか。
行政に電話したほうがいいのか、直接業者に電話したほうがいいのか、結局いくらかかるのか、自分では何ができるのか気になりますよね。
ここではそんな、新潟で蜂が出た時にでてくる悩みを、新潟(佐渡を含む下越地区)で蜂駆除をしている地域密着のプロが丁寧にお答えしていきます。
新潟県で被害相談の多い蜂とは
蜂には比較的温厚で刺すことが少ない蜂と、攻撃的な蜂や出会う機会が多く刺してきやすい蜂がいます。蜂も種類によって性格や毒性が違うのです。業者に駆除を頼んだ方がいいのは、攻撃性が高い刺しやすい蜂と、人家に巣をつくりやすい蜂の巣の駆除です。
ここでは、新潟で被害が出ている危険度の高い蜂をご紹介します。
<凶暴な性格で危険度の高いスズメバチ>
性格は凶暴で毒性も強いので、巣ができているのであれば即業者に相談することがおすすめです。
高い毒性を持ちながら、集団で人を襲い、繰り返し刺してくるのでアナフィラキシーショックが心配になります。
刺すだけでなく、針からは蜂毒が散布されるので、目に入ると失明の可能性も。呼吸器に入ることでアナフィラキシーの反応がでるのも心配なので、個人での駆除はおすすめできません。
<巣をつくると居ついてしまうミツバチ>
ミツバチは一度巣をつくると同じ巣を利用するので、その場所に居つきます。
巣の大きさは最大1m程にもなり、大きくなるにつれて仲間が増え、巣に近づくと攻撃してきます。
ミツバチの毒針には返しがついており、一度刺すとなかなかぬけません。そして、ミツバチは、針が内臓と一緒に出てしまうので、一回刺すと死んでしまいます。
しかし、刺す時に出すにおいが仲間の蜂に伝達するので、近くにいる他のミツバチも襲ってくるのです。小さくかわいいイメージがあっても、何百匹ものミツバチに襲われるのは恐怖ですよね。
毒性は低いですが、集団で襲われることもあるため、アナフィラキシーの危険性は0ではありません。
冬季でも働きバチは死なず、女王バチを温めるために蜂球を作って細かい羽ばたきをして振動で熱をおこしており、攻撃性も高くなっています。屋根裏や家の中にできた場合は無意識に巣を刺激してしまうので、業者に頼んでしっかり駆除してもらう方がよいでしょう。
<温厚な性格だけど毒が強力なアシナガバチ>
刺されるととにかく痛いのがアシナガバチ。毒性も強いので、アナフィラキシーショックの可能性が心配です。
アシナガバチは本来おとなしい性格ですが、巣を刺激すると一斉に攻撃してきます。巣作りを見つけたら早に業者に駆除してもらいましょう。
新潟県の蜂駆除シーズンは
蜂は種類にもよりますが冬眠したり、死んでしまったり、季節によっては刺されることが減る時期もあります。
ただ、冬眠しない蜂やミツバチの様に冬場逆に攻撃性が高くなる種類もいるので要注意です。
新潟で蜂駆除が多いのは6月~10月頃
新潟で蜂に刺される被害が多いのは、初夏から秋まで6月~10月頃です。
巣作りに忙しく、蜂の神経も過敏になっているので、集団で攻撃されるリスクがグッと高まります。
冬の蜂の巣駆除ももちろん可能
冬季であれば、蜂の種類によっては、巣の駆除の危険度は下がります。
しかし、暖冬も増え、生態系も変化してきているので、冬の駆除であっても油断をし、軽装備で挑まないようにしてください。
冬季は働きバチが死んでしまうので、刺されるのは女王バチとミツバチによるものがほとんどです。ミツバチは女王バチのために巣を温めているので冬の間も冬眠しません。
ミツバチの駆除や、屋根裏や屋内など、蜂からの逃げ場がないところにできた蜂の巣はプロに駆除してもらい、同じ場所に巣ができないよう対策もとってもらうのがおすすめです。
新潟で蜂の巣ができやすい場所とは
蜂はあらゆるところに巣をつくります。
●ベランダ
●軒下や屋根裏
●近くの樹木
●納屋や小屋
●土の中
自然豊かな新潟では、家の近くや軒先、屋内とあらゆる場所に蜂が巣をつくります。
人がすみやすいところは、蜂にとっても環境のいい場所なのかもしれません。
新潟でベランダに蜂が出た時の対処法
蜂が数匹出たくらいであれば、業者に依頼する前に注意しながら自分でも対処できます。
ここでは、住宅街にありがちなベランダでの蜂トラブル対処法をご紹介します。
新潟市内でもすぐ買える蜂殺虫スプレー
業者に頼まなくてもトライしやすいのがひらけたところの蜂の駆除です。
たとえばベランダに蜂が出た場合、市販のスプレーで対応できます。ただ、蜂は攻撃されると判断すると襲ってくるので、以下の点に注意して挑んでください。
●肌の露出を避けて長袖長ズボン長靴手袋を装備して行う
●ピレスロイド系の殺虫成分が含まれている殺虫剤を使う
●死骸を素手で触らず厚手のビニール袋に入れて処理する
ピレスロイド系の殺虫剤をかければ数秒で蜂は死にます。
ただ、死んでも針は刺さるので、死んだ後も素手で触らないよう最後まで気を抜かず対処しましょう。
新潟で自分の部屋に蜂が出た時の対処法
部屋に数匹蜂が出た場合、室内を暗くして一つの窓をあけておきましょう。明るいところに向かう虫の習性を利用して蜂が屋外にでるよう促してみるのも蜂を追い出すひとつの手段です。
夜の場合は、室内の電気を消し車のライトや外灯をつけて誘い出すのがおすすめです。
それでも出ていかない場合、ベランダのときと同じように厳重に装備してスプレーで対処するとよいでしょう。
蜂は煙が嫌いなので、バルサンのような燻煙剤も効果的。ただ、効果は2週間程です。
新潟での蜂対策や蜂の巣予防として有効な手段は
環境のいい場所では一度蜂の巣をとってもまたつくられる可能性があります。
もう一度同じ場所に巣をつくられないようにするためにも、そこに蜂が巣をつくりたくない理由をつくる必要があります。
新潟で蜂の巣駆除をしても戻ってくる時の対処法
ペットボトルを使って女王バチの駆除をめざす方法もありますが、簡単なのは木酢液やハッカ油を塗る方法です。
蜂の苦手なにおいを塗ることで、蜂がその場所を避けるようになります。
市販のもので対処もできますが、それでも心配なら巣をとった段階でプロに対処をお願いしましょう。
蜂の巣ができていたら業者へ連絡
蜂の巣をみつけたら、市役所に相談する方も多いでしょう。しかし、新潟市で蜂の問題をできるだけはやく解決したいなら、業者に相談するのが一番です。
行政に電話する?
地域によっては、蜂の駆除を請け負ってくれたり、一部補助金が出たりする自治体もあります。
ただ、新潟市ではハチの巣の駆除は行っていません。市のHPでも、ハチの巣の駆除は、巣が出来た土地・建物の所有者か管理者が責任をもって処理するように促されています。
指定業者もないので、直接地域の業者に連絡するほうがよいでしょう。
直接業者に電話するメリット
新潟市では、蜂の巣駆除に対する具体的な補助や紹介はないので、迅速に対応してくれる地域で信頼のある業者に頼むのがおすすめです。
蜂の巣をほおっておくと家族も危険な目にあいかねません。自分が住むエリアの蜂の駆除専門業者へ相談してみてください。
新潟下越エリアの蜂駆除は「ダスキン鈴木」が請け負います。
蜂の巣駆除を自分でやる方法と道具の料金
蜂の巣駆除は種類や巣の大きさ、個数にもよりますが、お金がかかるので、自分で対処しようと思う方も当然います。
ですが、蜂は集団で襲ってくる上、アナフィラキシーショックは刺されて最短30分で心停止していまうこともあるのであまりおすすめできません。
プロと同じように防護服や専用道具を揃えるには
プロと同じように道具を揃える場合、防護服、スプレー、棒などで20万円ほどかかります。器具は専門業者に頼むので、到着までに時間がかかることも多いでしょう。
今は、防護服でも安いものであれば5千円前後からネットや市販で手に入ります。しかし、レビューを見ると薄いものやファスナーが壊れやすいものなどもあり、プロ視点で見ると蜂によっては防備として安全性に不安が残るのが正直なところです。
私なら、市販の安い防護服で蜂の巣駆除はしたくありません。
蜂の巣駆除を自分でやるリスクと注意点
今までずっと自宅でできた蜂の巣は自分で駆除してきた方も多いかと思います。しかし、年間10~20名程、蜂に刺されて死亡しています。その中でも一番多いのが50歳以上の男性です。
自分で駆除をしようとして刺され、アナフィラキシーがでて通院を余儀なくされたり、最悪の場合自分や家族が死に至ったりする可能性があります。
過去に刺された事のある人は危険ですし、始めて刺されてアナフィラキシーショックを起こす人もいます。
特に、巣の駆除は危険ですので、大きさが15センチ以上のものは特に業者に頼むことを検討してください。
刺される回数が増えるほど危険度が増すアナフィラキシー
蜂に刺されると10~20%の人に、蜂毒によって刺されてから15分程度でアナフィラキシー症状が出ます。症状は、なんらかの皮膚症状、浮腫、蕁麻疹、嘔吐、呼吸困難などです。
アナフィラキシーの症状が出てから、さらに意識障害や血圧低下によるアナフィラキシーショックが起ると、早い場合は15分程で心停止するケースもあります。
その間、刺されてから最短30分から1時間程度ととても短く、エリアによっては救急車が間に合わないこともあります。
「たかが蜂」で危険な思いをしないためにも、巣ができたら早い段階で駆除を検討してください。
新潟の蜂駆除に関してお気軽にご相談ください
新潟市では、行政での蜂駆除は行っておらず、料金の補助もでません。問い合わせても、業者を紹介されるだけになります。
早い対処をするためにも、地域で長く蜂の駆除をしている業者に電話して相談してみましょう。
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