和室でシロアリ被害! 畳に要注意!!
家で起こる害虫トラブルの一つがシロアリ被害です。築年数に関わらず、浴室や床下、畑など湿気の多い場所や木材などに発生することが多いとされています。畳にシロアリ被害を出さないための対策として、定期的な畳の清掃や和室の換気があります。
シロアリの発生原因と好む場所
シロアリは畳も好き
シロアリは一般的に木材を食べるイメージがありますが、断熱材やプラスチック、コンクリートなどにも被害を及ぼします。水回りに次いで多いのが和室です。
シロアリ被害は畳にも及ぶことがあるので、和室がある方は注意しましょう。畳への被害はぱっと見でシロアリの発生がわかりません。シロアリは畳の表面ではなく、中身や裏面のい草や稲わらを侵蝕します。内部の適度な湿気も好環境となります。もし畳からい草などがパラパラ落ちているのを見かけたら、シロアリや羽アリによる被害が原因かもしれません。定期的に注意深く確認しましょう。
水気・湿気の多い場所
シロアリは高温多湿の環境を好むため、風呂場や床下には特に注意してください。
シロアリは一般的に土からやってくることが多く、隙間やヒビ割れから家の中に侵入することもあります。 シロアリは一度すみつくとあっという間に何百匹にも繁殖し、大きな被害につながります。 気温が10度を超えると活発化する傾向にあるので気をつけましょう。冬場は気温が比較的低くなりますが、暖房が効いているとシロアリにとっては好環境となり、油断できません。
害虫のいないところに生息
昆虫や小動物はシロアリにとって外敵となるため、 ほかの生き物が生息するところには出てきません。 その意味でも、床下などの暗く狭いところへ生息する傾向にあります。
畳への被害を出さないための対策
定期的な清掃
畳のシロアリ被害に遭わないためには、定期的な掃除とこまめな換気が必要です。掃除機で畳の目に沿って掃除機をかけたり、固く絞った雑巾かモップで汚れを落とします。その際に水に少量のお酢を混ぜておくとさらに汚れがキレイになります。シロアリは湿気を好むため、雑巾やモップを使用したあとは必ず乾拭きをしておきましょう。
定期的な換気
定期的に畳干しを行なって乾燥させるのも、シロアリ対策には効果的です。畳干しを行なうときには、畳の劣化具合をチェックしておくとよいでしょう。畳干しをこまめに行なえない場合は、畳を張り替える際に防虫シートを敷いたり、除湿剤をおくのがおすすめです。
畳の交換
畳にカビが生えたり傷んだりしている場合は、シロアリ被害の予備軍となっています。何らかの劣化が見られる場合は、早急に畳の交換をしましょう。
《 畳のチェック 》
シロアリに畳が食べられていないかチェックしてみましょう!
☐ 畳の角や裏側が粉っぽい
☐ 畳を干したらい草が落ちた
☐畳の踏み心地がフワフワしている、くぼんだ感じがする
☐ 近所にシロアリ駆除をしたお宅がある
☐ 近くに森林がある
☐部屋の風通しが悪い
☐ 換気をしていない
☐ 押し入れなどにカビが発生していた
畳に発生したら一刻も早い対処を
家具や畳の裏側からシロアリを発見した場合はすぐに対処しましょう。シロアリが畳を食べているということは床下の木材だけでは物足りず、畳まで食べ始めた可能性が考えられます。最終的に家を支える大事な柱も食いつくされてしまうと、地震などの揺れに弱くなってしまい、家屋が倒壊してしまうおそれもあります。少しでもあやしいと感じたらすぐにチェックをしてみてください。
まとめ
迷っている間にもシロアリの被害は進行していきます。床下や水回りなどの他の場所にも被害が広がっていないか入念に確認するには専門業者に依頼するほうが安心です。
シロアリ駆除の専門業者は、豊富な知識と経験に基づいて徹底的に調査をするため、的確な場所に薬剤を散布してくれます。業者によって、費用やアフターサービスが異なるため、依頼する際は相談や見積もりをしっかりと取りましょう。
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