1匹いたら100匹いるかも?対策方法を解説します

ゴキブリ100匹いたら

 1匹いたら100匹!?

もしこれが本当ならとても恐ろしい…大量に出てきたら…なんて想像しただけで

恐怖や不快感を抱きますよね。

問題は発見したゴキブリがどこから侵入してきたのかでも大きく違いがあります。

夏場の夜に換気や暑さを凌ぐために窓を開けっ放しにしていたせいで飛んできたゴキブリを発見した場合、すぐに駆除をして正しい方法で処分すればゴキブリが他にも100匹近くいるとは思えません。

ですが、そのゴキブリが侵入してきたことに気づかずにいた場合、すでにどこかで卵を産み付けてしまっている可能性があります!

窓からたまたま飛んできた訳ではなく、キッチン、お風呂場などの水まわり、排水溝や玄関など全く気が付かないところから侵入され身を潜めているのがゴキブリ。

卵を産み付けて小さな幼虫が潜んでいる可能性は非常に高いのです。1匹のゴキブリが長いこと住み着いていたとしたら、何回もの産卵を繰り返すことができるメスのゴキブリだったとしたら、その一匹の産卵から繁殖が広がり、数十匹~数百匹っ潜んでいる可能性があるということです。

ゴキブリの繁殖力の恐ろしさ

種類別の繁殖能力

日本本州の家では、主に2種類のゴキブリが出没します。全身が真っ黒で硬い羽根を持つ「クロゴキブリ」と茶色の小さい体でワラワラと集団移動する「チャバネゴキブリ」です。

この2種類のゴキブリは、非常に繁殖能力が高く、1回の出産でたくさんの卵を産みます。

1回の出産で産む卵の数は、

クロゴキブリ:約20~30個(一生で約300~900個)

チャバネゴキブリ:約30~40個(一生で約120~240個)です。

たった1回の産卵で、ゴキブリが20匹以上増えてしまいます。

また、生まれてきたゴキブリもチャバネゴキブリなら2ヶ月、クロゴキブリなら1年くらいで産卵ができるようになります。

そして、今度は生まれてきたゴキブリの数 × 20~40個のゴキブリが生まれてくることになります。

メスだけでも子孫を残す

ゴキブリの中には、オスと交尾をすることなくメスだけで遺伝的に似た子どもを産む「単為生殖」を行うことができる種類がいます。一般家庭で見られるワモンゴキブリもその一種。ワモンゴキブリは、交尾によって卵を産む一方で、時に単為生殖することで知られています。

ワモンゴキブリのほかにも、野外に生息しているトビイロゴキブリやオガサワラゴキブリも単為生殖を行います。

ゴキブリはメスだけでも増えていく!と聞くと、驚きますが、単為生殖は昆虫の世界では取り立てて珍しいことではありません。私たち人間からすると、特殊なことのように見えますが、単為生殖は生物の生存戦略のひとつ。そう思うと、ゴキブリが3億年前から生き続けているのも納得です。

卵を産み落とす場所

産む場所の条件

①暖かい

②暗くて湿度がある

③栄養源がある

この3つの条件を踏まえると、卵を産み付ける主な場所として下記のような場所があげられます。特に暖かい夏の時期は繁殖が増すので注意しましょう。

<屋外>

・樹木の根元や洞の中

・植木鉢、プランターの下

・エアコンの室外機の裏や、土台(ブロックなど)の中

・雨水枡、側溝の中、フタの裏

<屋内>

・冷蔵庫やエアコンなどの電化製品と壁の間

・台所のシンク下やトイレ、洗面所の排水管近く

・置いたままのダンボールや本などの紙類の隙間

・観葉植物や家庭菜園の土の中

・天井裏や床下

卵を見つけた時の対策

ゴキブリの卵を見つけたときは、ゴム手袋やビニール手袋をつけたうえで、ティッシュで潰しましょう。卵鞘の殻がしっかりと割れれば、中の卵は乾燥して孵化できなくなります。潰した後の卵は、ビニール袋などに入れたうえで縛ってすてましょう。

また、卵が見つかった場合は、産んだメスのゴキブリが家の中にいる可能性が高く、放っておくと、また卵を産んでしまう可能性があります。卵を1つ発見したら他にも卵がないかチェックしましょう。

やってはいけない卵の駆除方法

ゴキブリの繁殖を防ぐためには、卵を正しい方法で駆除することが重要です。

何もせずそのままゴミ箱に捨てたりトイレに流したりすると、孵化して繁殖する可能性があります。

ゴキブリの卵は固い殻である卵鞘のなかにあります。駆除しようと卵鞘に殺虫剤をかけても、卵まで浸透しないためほとんど効果はありません。殺虫剤で駆除するためには、孵化したタイミングで使用することが必要です。

ゴキブリがこない環境 

侵入させない

よく家庭で見かけるクロゴキブリは庭などの屋外に生息しています。そのためゴキブリに家の中で卵を産ませないためには、まずゴキブリを家に侵入させないよう対策することが最も大切です。

大型のゴキブリでも数ミリ程度の隙間があれば外から侵入します。また、幼虫であればわずかな隙間からでも侵入できます。そのため、玄関や窓、換気口といったゴキブリが侵入しそうなところに待ち伏せタイプ(効果が続くタイプ)の薬剤をまいておくことが効果的です。

万が一見つけた場合は、殺虫剤を使用します。殺虫剤には、それぞれ特徴があるので用法・用量を守って使用してください。シャンプーや食器用洗剤をかけると窒息死することもありますが、本来の用途ではないので、ご注意ください。

卵を産ませない

外部からの侵入防止策を行い、温かい・湿度が高い・エサになるような物がある場所は普段から掃除しておくことで、卵を産み付けられることを防げます。ゴキブリは少しの水滴でも生きられるため、特に水回り付近はこまめに掃除や換気をするようにしましょう。ゴキブリの栄養源となる生ゴミや食べかすも流しに放置せず、きちんと処理しておくことが重要です。

メスのゴキブリは、産む直前まで卵をお尻にくっつけており、卵を抱えたまま移動していることがあります。厄介なのが、人が駆除しようとするなど身の危険を感じると、その場に卵を産み付けて去ってしまうことです。そのため、必ずしも特定の場所に産み付けるとは限りません。

また、ゴキブリの種類によっても産み付ける場所には特徴があり、クロゴキブリなどの大型種なら、逃げる途中か外に産み付けることが多いようです。

自分で対策は困難

業者への依頼

ゴキブリの繁殖を防ぐためには、卵だけでなく成虫の駆除も必要です。成虫がいる限り卵を産み続けてしまいます。

成虫を駆除するためには、ゴキブリの通り道にベイト剤をしかけることが有効です。ベイト剤とは、ホウ酸などの毒を含んだエサをゴキブリに食べさせて駆除する殺虫剤です。ゴキブリには共食いの習性があるので、ベイト剤を食べて死んだゴキブリを仲間が食べ、死滅していきます。ベイト剤には家にいるゴキブリをまとめて駆除できるメリットがあります。

ただ、成虫を駆除できたとしても、卵の発見は安易ではありません。卵は壁の隙間間など発見しにくいところにうみつけられている場合が多いからです。その卵は数週間放置しただけで何十匹も孵化し、再び繁殖してしまいます。

このようにゴキブリの駆除はとても難しいです。ゴキブリは苦手という方や、室内の広いエリアで手に負えないと感じたらプロのゴキブリ駆除業者に依頼するとよいでしょう。業者であればゴキブリに関する知識と経験が豊富なので適切に対処してもらえます。

最初のコメントをしよう

必須

Top